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響瑠

Author:響瑠
ここに書かれている日記は
<妄想>です。
実在する地名・人名・団体名が登場しても、それは偶然ですので、まったく関係ありません。
また、ここに記されている内容はオリジナルですので
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<公園・夕方>
涼「好きな人が・・・できたんだ」
麻子「えっ!?」
涼「だから、もう彼氏のふりは、終わりにしたい」
麻子「・・・」
涼「本当は、もっと早くお前の方から「好きな人出来たから、もういいよ」って言われるかと思ってたのにな。」
麻子「・・・そうだね。でも、涼といると楽だから。なんだかこのままいつまでも続いていくような気がしてた」
涼「ふっ。そうは言っても俺、ゲイだし、お前とどうこうなろうって思ってないし」
麻子「まぁ、男にトラウマある私としては、そういうところが安心できたんだけどね」
涼「まったく、1年半前、ちょうどここだったよな。
いきなり抱きついてきて「すみません、彼氏のふりしてください!」ってさぁ。」
麻子「だって、ストーカーされててどうにもならないところに、イケ面涼君が登場!
だったからさぁ」
涼「それはそれは、ありがとうございます。あははっ」
麻子「子供の頃、いたずらされて男恐怖症になって。だから、お嬢様女子高に入ったのに、
結局ストーカー男に追いかけられてばっかりで疲れてたのよ。」
涼「俺も一応男ですけど?」
麻子「感が働いたのかしらね?ふふっ。女に害がないってどこかでキャッチしたのよ私」
涼「すげぇレーダーだな」
麻子「まぁ、あのときはこんなに長く彼氏やってもらえるとは思ってなかったんだけどね」
涼「まぁ、俺のほうもゲイってこと隠さなきゃいけなかったし、親に安心してもらえて好都合だったから・・・
どちらかに好きな人ができるまでって約束だったし」
麻子「そうだね・・・先こされちゃったな。好きな人ってどんな人?」
涼「それは、内緒」
麻子「えぇ~いいじゃん、教えてよ。スポーツマンで筋肉むきむき?」
涼「筋肉むきむきってほどじゃないけど、スポーツマン」
麻子「やっぱりな~悔しい。・・・先生、忘れられそうなの?」
涼「・・・うん。先生からは卒業。どこにいるかもわからないしね」
麻子「そうか。それにしても潔いというか、やさしいというか、すごい先生だね」
涼「そうだね。でも俺は悔しかった。全部先生のせいにして自分だけ被害者面して生きてくなんて・・・」
俺はあの頃のことを思い出して少し胸が苦しくなった。
高校に入学して恋をしたのが物理の先生だった。もちろん男だ。両想いだった。
そして、初体験をした。俺は夢中になった。先生をどんどん好きになった。
しかし、半年もしないうちに学校にバレた。
先生は、俺を無理やり襲ったと、すべての罪を被って俺の前から姿を消した・・・。
俺は、退学して引きこもり、両親は離婚をした。
麻子「ごめん、思い出しちゃった?」
涼「ん!?うん。大丈夫。先生を好きだった気持ちは後悔していないし、少しずつ・・・思い出になってる。」
麻子「そっか。よかった。・・・で、好きない人には告白するのぉ?」
にやりと俺の顔を覗き込む麻子の顔は綺麗に整っていて人形のようだ。
涼「しないよ。友達だからね」
麻子「恋人に昇格できないの」
涼「そいつ、ノーマルだし、女にもてるんだ。かっこいいから」
麻子「ふぅん。片思いでいいの?」
涼「仕方ないさ。友達として近くにいられるだけで・・・」
麻子「・・・了解!私も、いい人見つけなきゃね~」
涼「お前なら、絶対いいやつ見つかるよ」
麻子「あたりまえじゃない!こんなに美人で頭いいんだからさ」
涼「ぷっ!自分で言ってるし。相変わらずだな~」

1年半続けていた、麻子との恋人ごっこを終わりにした。
両親が離婚して母方の祖母の家に引き取られた。
近くの付属高校に再入学し、自分がゲイであることをひたすら隠し、
先生のことを忘れるように必死に普通の男子高校生を演じていた。
この学校にも馴染み、普通を装うことにも慣れてきた、
ちょうどそのころ出逢った麻子とは利害関係が一致したことと、
男嫌いのせいか一緒にいても気が楽だったことで、いままで続いてた。
誰にも話せなかったことをお互い話すことができた唯一の戦友みたいな感じだろうか。

でも、隆哉を好きな自分に気づいてしまった。
もう、これ以上は・・・続けられない。



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