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響瑠

Author:響瑠
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<教室・昼>
光の部屋に泊った日から1週間、紫苑はLumie`re (リュミエール)のメンバーと会っていなかった。
ライブハウス・スイートポテトでSEのバイトをしたり、別のバンドの録音につき合ったり、学校に行ったり・・・今まで通り当たり前の毎日なのに、なんだか退屈だった。

光の声が聞きたかったし、あの八重歯を見せて笑う笑顔が見たかった。
自分の為に、しゃくりあげ嗚咽を漏らすほど乱れて泣いた光の顔を見たっきりだ。
あの日、黙って光の部屋を出て、そのまま会っていない。
どうしているのか、何をしているのか気になって仕方がなかった。
自分から、距離を置こうと決めたのに・・・。


授業中、ポケットの中の携帯が振動してメールの着信を知らせた。
紫苑は、電話とメール以外必要ないという理由からスマホではなくガラ携派だ。
机の下でこっそり画面を見ると、父親からだった。

『学校が終わったら、本宅へ来い。』

・・・相変わらず有無をも言わせぬ物言いだな。

紫苑は高校に入学すると同時に本宅を出て、父親が趣味の為に時々使用しているマンションに移り住んだ。父親はめったに来ないのでほぼ、一人暮らしだ。


<学校・夕方>
授業も終わり校門を出たところで後ろから声をかけられた。

???「紫苑!まってぇ~一緒に帰ろうよ~」
紫苑 「!?・・・学校で声をかけるな。」
???「学校出たじゃん!パパから徴集メールきたでしょ?莉薗(りおん)の車、そこまで迎えに来てるから、一緒に乗って行こう。」
紫苑 「・・・うざい。」

黒塗りのリムジンが音もなく目の前に停まり、運転手が回り込んでドアを開けると、紫苑は無理やり莉薗に腕をとられ車に押し込まれた。

運転手「紫苑さま?」
紫苑 「どうも。」
莉薗 「今日は、このまま本宅へ向かって。」
運転手「かしこまりました。莉薗さま。」

そして車は静かに走り出し、高級住宅街にあるひときわ大きな屋敷に向かった。



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