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響瑠

Author:響瑠
ここに書かれている日記は
<妄想>です。
実在する地名・人名・団体名が登場しても、それは偶然ですので、まったく関係ありません。
また、ここに記されている内容はオリジナルですので
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神宮寺「どうした?俺の見込み違いだったか?」
翔  「自分でする。」
神宮寺「・・・ふっ。」

神宮寺は一瞬目を見開き、口角の片方だけをわずかに上げた。

神宮寺「なら、俺が欲情するくらい、厭らしく誘ってみろ。」
翔  「?・・・なんでだよ?」
神宮寺「自分が気持ちよくなるだけの自慰なら、今すぐ家に帰ってやれ。何度も言っているだろう?オーデションだ。俺がお前に大金を出したくなるくらいの自慰を見せてみろ」
翔  「・・・。」
神宮寺「無理なら、いつでも手伝うが?」
翔  「いらねぇ。」
神宮寺「ははははっ。では、樫木翔のオナニーショーを楽しむことにしよう。」

神宮寺はそう言って、薄い布越しに俺の心臓の上にある突起をピンポイントで引っ掻いた。

翔  「んっ。」

そして、ソファーの向かい側にあるピアノの椅子に腰をおろした。

俺は、神宮寺の漆黒の瞳を睨みつけながら、その男にたった今刺激された突起を自分の右手の指先で撫でる。左手を股間に伸ばし布越しに手のひらで丸く円を描くように触れる。
すっかり萎えてしまっていたので、まだ奴には見せない。勃起してからの方がそそるだろ?
しばらくそうしていると、俺の身体は刺激に反応してくる。
思わず吐息が漏れそうになるが、堪える。目も閉じない。瞬きさえ少なめにして神宮寺を睨み続ける。
ガウンの左肩だけを脱いで乳首まで露わにし、じかに触れてつまんでころがす。
左膝をソファーの上に立てると、勃起して布を押し上げている部分が微かに見えるはずだ。
チラリズムっていうのは、欲情をそそるだろ?
だが、神宮寺は微動だにしない。そして俺の視線からも逸らせない。
なんなんだ、この男は。
そう思った瞬間、神宮寺が身体をピアノに向けた。

神宮寺「退屈なオナニーショーだな。景気づけにBGMでもつけてやろう。」

そう言って、ピアノを弾き始めた。
ジャズだろうか、俺は音楽にあまり詳しくないが、確かに艶っぽい曲だ。
しかし、俺は曲よりもその音を奏でる神宮寺の指先に目が釘付けになった。
長くてしなやかな指が鍵盤の上を踊っている。
その指の動きはなにやら淫靡で、俺はその指で触れられているかのような錯覚に陥っていた。
ガウンの両肩を脱ぎガウンの前を開いて、右手でペニスを握り左手の指先で先端を撫でる。

翔  「んっ・・・ふぁ・・・・はぁ・・・・」

あれほど我慢していた声も、半開きになった唇の隙間から洩れる。
くちゅくちゅくちゅ・・・・くちゅくちゅくちゅ・・・
そして俺の厭らしい水音が、神宮寺のピアノの音色に重なる。
俺は、ソファーにあげていた左足をおろし両足を左右に大きく開いた。
そして、その中央にあるペニスを掴んだ右手を曲のリズムに合わせるように上下させる。
神宮寺はピアノを弾きながらも、俺の様子をしっかりと見ている。
その目が、少し微笑んだように見えた。

翔  「あぁ・・・・はぁ・・・・ふぅ・・・」

神宮寺の奏でる音に反応し、神宮寺の微妙な動きに反応する。
神宮寺の舌の動きを思い出し、俺は自分の舌で唇を舐める。
頭の中が、神宮寺でいっぱいになっていく。

翔  「んっ・・はぁ・・・あぁ・・・・はっ・・・」

息が乱れ声が漏れる。
自然に腰が動きだして、手の動きも早くなると曲のテンポも上がってくる。
まるで、セックスだ。
お互いの息使いを確かめ合いながら感じ合い、絶頂に向かう。
気持ちいい・・・。

翔  「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・あんっ!・・んんっ!・・・」

俺は精を放ち脱力した。
そして、そのまま眠りに落ちた。


朝、目が覚めると俺は大きなベッドに裸で寝ていた。
え!?
何が起きた?俺は気持ちを落ち着かせ夕べのことを思い出しながら、自分の身体の点検をする。・・・何も、されてないよな?
俺、結構身体でかいのにあの人は、ピアノの部屋からここまで担いできたのだろうか?
ベッドサイドの棚に置いてあった自分の服を着て寝室を出ると、その廊下がリビングにつながっていた。
リビングのテーブルの上に、恐ろしく達筆な字で書かれたメモがあった。

『合格だ。契約書にサインして2階の事務所へ持っていけ。
 エレベーターで一度1階まで下りて、ロビーの反対側にある階段を使え。』

翔  「ふっ。ぶっきらぼうなくせに親切だな。」

俺は、契約書にサインをして事務所に向かった。


翔  「失礼します。」
マリン「あら?今日面接あったかしら?」
翔  「あ、いえ。これ。」

事務所にいたのは、ザ・オネエ日本代表!みたいな人だった。その人はマリンと自己紹介をした。
そして、受け取った契約書をみると、外人の様なオーバーリアクションで驚いている。

マリン「わぁお!社長がスカウトしてきたってこと?」
翔  「いや、スカウトっていうか・・・なりゆきで。」
マリン「すっごいじゃない!あなた綺麗だものね。で、社長に抱かれちゃったの?」
翔  「はっ?いいえ。」
マリン「えぇー!?違うの?」
翔  「俺、男と寝たことないし。」
マリン「なぁにそれ?あなたノンケなの?」
翔  「はぁ。」
マリン「で、・・・うわっ!タチ?でもっていきなりSランク?」

マリンさんは契約書を読みながら、更に驚いている。

マリン「わかったわ。とりあえず、男の子とのエッチについてマニュアルがあるから読んでおいてね。で、寮も用意するわ。いつ引っ越しできる?撮影はそれからね。相手は・・・」
翔  「・・・」

マシンガンのようにしゃべりまくり、頷き、ひとりごとのように話し続けていた。

翔  「よく、わからないですけど、よろしくお願いします。


こうして俺は、楽園でアクターをすることになった。


Fin


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