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響瑠

Author:響瑠
ここに書かれている日記は
<妄想>です。
実在する地名・人名・団体名が登場しても、それは偶然ですので、まったく関係ありません。
また、ここに記されている内容はオリジナルですので
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お風呂から出ると、コウはバスローブを羽織りベッドの上に胡坐をかいて、どかっと座りました。
僕は冷蔵庫からミネラルウォーターを持ってきて、コウに渡します。

渚  「コウ?水分補給しないと。」
コウ 「ん?・・・あぁ。サンキュ。」

コウはお水を飲むと、少し落ち着いた様子でした。
そして僕は、ずっと気になっていたことを聞いてみることにしました。

渚  「ねぇ、コウ?麻衣さんって・・コウの・・・何?」
コウ 「ぶっ!なんやねん、いきなりやなぁ。」
渚  「だって、気になる。」
コウ 「・・・そうやな・・・俺の姉貴・・・・で、元カノ。」
渚  「えぇ!?な、なにそれ?」
コウ 「血はつながってないねん。俺の母親と麻衣の父親が子連れ結婚したんや。」
渚  「で?」
コウ 「ん?・・あぁ。・・・ふたりとも事故で死んでもうて、麻衣が俺の為に働いたりしてくれてん。水商売すんのに、処女は邪魔や言うて、最初は俺としたいって・・・。」
渚  「・・・」
コウ 「麻衣のお陰で学校行けてたしな。麻衣んことは好きやったし。まぁ、それでずっとダラダラ一緒におって、麻衣がAV出る言うから、んで俺に相手してほしい言うて・・・まぁ、ずるずると・・・」
渚  「・・・それで、麻衣さん、あんなに必死だったんだね。」
コウ 「せっかく引退して、結婚出来る言うのに巻き込みたなかったやけどな。どっかから聞いてきたらしい。」
渚  「いいお姉さんだね。」
コウ 「そうやな。血つながってへんけど、たった一人の身内やからな。」
渚  「コウ・・・」
コウ 「なんや?」

僕はベッドに膝をつきコウを抱き締めました。そのまま押し倒してコウの上に跨り、真上からコウを見つめました。コウもまっすぐに僕を見つめています。

コウ 「渚?俺な、ほんまに子供ん時から渚の事が好きやったんや。」
渚  「子供の時から?」
コウ 「渚、色々TV出まくってたやろ?」
渚  「うん。もう物心つく前からモデルや子役やってたからね。」
コウ 「最初は麻衣が渚のファンになってな、良く一緒にTV見ててん。」
渚  「ふぅ~ん。麻衣さんとそんな話し、出来なかったけど。」
コウ 「まぁ、それどこやなかったしな。俺のせいやけど・・・。」

コウがちょっと落ち込んだ風だったので、僕はコウにデコピンをして、そこにチュッとキスをしました。

コウ 「なんや、そのツンデレ。・・・そういうとこも好きなんやけど。」
渚  「・・・でもさ、カメラの前の僕はきっと本当の僕じゃないと思うよ。」
コウ 「うん。それが良くわかったんや。だから本気で惚れてしもた。」
渚  「え?」

コウは最初は憧れで、1度だけでいいから僕とエッチしてみたくて楽園のオーディションを受けたそうです。そして、僕が見せた一瞬の素を垣間見て惚れてしまったと言うのです。
その後、毎日のようにメールや電話で話しをしていた僕は確かにナチュラルだったと思います。なんとなくコウには何でも話せたし、何でも受け止めてくれるから少し甘えていたところもあります。そうやって、僕はコウを好きになってしまったんですけどね。

コウ 「渚?俺、カメラもないのに渚とこんなことしてるん、夢みたいや。」
渚  「僕も・・・僕は、カメラの前で何だってできる。っていうかカメラの前で何でもやってきた。それが当たり前だったから・・・。だけど、カメラの前の僕はつくられた僕だから・・・コウが画面の中の僕じゃなくて、素の僕を好きって言ってくれて・・・うれしい。」
コウ 「渚・・・好きやで。」

コウはそう言うと、体制を逆転して僕に覆いかぶさり、キスをしてきました。
何度も何度も唇を離しては重ね、舌を絡めます。

渚  「んふっ・・・コウ・・・胸が・・・はぁ・・・苦しいっ・・・」
コウ 「ん?・・・どないしたん?」
渚  「コウのこと・・・好きすぎて・・・」
コウ 「あ、あほっ・・・もう、煽るな言うてんのに・・・」
渚  「だって・・・こんなキス・・・初めてだよ。」
コウ 「俺もや・・・渚・・・ほんま好きやで。」
渚  「・・・ねぇ、コウ?・・・瑞樹って呼んで。」
コウ 「みずき?なんでやねん。」
渚  「・・・僕、本当は瑞樹って名前なの。」
コウ 「えぇ!?・・・マジかいな?」
渚  「知ってるのは家族くらいだし、そう呼ぶのは父親しかいないけどね。」

僕は、ずっと遠野渚を演じて生きてきました。物心つく前から・・・。
母親に作られた人形のように。母親に言われるままにカメラの前で演技をして、仕事をもらうために偉いひとたちに悪戯されようと、抱かれようと遠野渚がしていることだからと、自分に言い聞かせて。
そして、母親が消えた今でも、結局自ら遠野渚としてAVに出演し続けてきました。
正直、本当の自分って何なのか、それさえよくわからないのです。
だから・・・最初は苦手だった年下でバイで関西弁のコウなのに、自分でさえ何が本当なのかもわからなくなっていた僕の心を少しずつこじ開けて、いつの間にか入り込んできたコウに、瑞樹として抱かれたいと思ったのです。

コウ 「瑞樹?・・・好きやで。」
渚  「僕も・・・コウが好き。」

コウは僕の髪を撫で、そして唇を重ねてきます。軽く啄むように、そして舌を差し入れ上あごを舐め舌を絡めます。僕はそのひとつひとつを受け止め応えます。
唇がそこから離れると、今度は耳元で囁くのです。

コウ 「瑞樹・・・好きやで。」

コウは何度もそういいます。その度に僕の心がドクンドクンっと波打つのです。

コウは僕の耳たぶを舌で舐めていたかと思うと、その舌は首筋へ胸へと移動してゆきます。
その舌が、僕の平たい胸にある小さな突起をとらえると、巧みに動いて刺激します。
僕は身体全体が性感帯と化したかのように、コウの指や舌や息遣いに感じてしまうのです。

渚  「コウ・・・はぁ・・・コウ・・・・」
コウ 「なんや?」
渚  「はぁ・・・じらし・・すぎ・・・はぁ・・・」
コウ 「撮影やないし、時間気にすることないやろ?」
渚  「んっ・・・もうっ・・・あんっ・・・はぁ・・・」

コウは、僕の身体中にキスの雨を降らせます。
そしてやっと、コウの手と唇が僕のペニスを捉えると、焦らされていたからなのか、まるで電気が身体中を駆け抜けたかのような衝撃を受けて、身体をのけ反りました。

渚  「ああんんっ!・・・んんっ・・・んぁっ・・・はぁ・・はぁ・・」
コウ 「瑞樹はめっちゃ敏感やなぁ。」

コウはそう言って僕のペニスを口に含み舌を使って舐め上げます。
じゅぷじゅぷ・・・じゅぷんじゅぷっ・・・・
いやらしい水音にまた、身体が反応してしまうのです。
僕はシーツを掴んでその快感に身体を震わせました。


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