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響瑠

Author:響瑠
ここに書かれている日記は
<妄想>です。
実在する地名・人名・団体名が登場しても、それは偶然ですので、まったく関係ありません。
また、ここに記されている内容はオリジナルですので
著作権は作者にあります。勝手に使用しないでくださいね。
【18禁表現を含みます】


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生まれた時、私は双子でした。
でも、3歳の時に高熱を出して生死を彷徨い、
目が覚めると双子の弟である望ちゃんは死んでいました。
そして、望ちゃんは天国に行くのに、
ひとつだけ大切なものを忘れていきました。
お兄様が「それは望ちゃんだ」と言うので、
今でも大切にしていますが、
その望ちゃんのことは誰にも内緒なので、
大好きなお兄様と二人だけの秘密です。
私は、その時の高熱のせいで、
それまでの記憶をほとんど失くしていました。
でも、お兄様が私をとても大切に可愛がってくれたので、
一生懸命生きてきました。

我が家は、長く続く花柳流の華道家の家系です。
花柳流の宗家は代々、女と決まっていて、
年頃になると婿養子をとり、娘を産みます。
花柳家の男子は、娘さえ創ることが出来れば、
どんな職業につこうと、何をしようと自由でした。
母は18歳の時、画家である父を婿養子に迎え、
すぐに妊娠出産をしましたが、それは男の子でした。
12歳違いの宗一郎お兄様です。
それから、なかなか妊娠することが出来ず、
やっと生まれたのが双子の望と佳苗でした。
佳苗は待ちに待ってやっと生まれた女の子でした。
ですから、双子であるにもかかわらず、
男の子の望ちゃんと女の子の佳苗では、
家族の扱いが全然違うものでした。
そのせいか、わずかな記憶をたどると、
お兄様はいつも望ちゃんに優しかったように思います。
佳苗はずっとそれがうらやましかったのです。




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~お兄ちゃんは 秘密の約束 と言って キスをしました~

◆PROLOGUE
【prologue】

◆Act.1 : バラバラな心と体
【Act.1 Scene1】
【Act.1 Scene2】
【Act.1 Scene3】
【Act.1 Scene4】
【Act.1 Scene5】
【Act.1 Scene6】
【Act.1 Scene7】
【Act.1 Scene8】
【Act.1 Scene9】

◆Act.2 : それぞれの想い
【Act.2 Scene1-①】
【Act.2 Scene1-②】
【Act.2 Scene2-①】
【Act.2 Scene2-②】
【Act.2 Scene3】
【Act.2 Scene4】
【Act.2 Scene5-①】
【Act.2 Scene5-②】
【Act.2 Scene6】
【Act.2 Scene7】

◆Act.3 : 生き残りを懸けて
【Act.3 Scene1】
【Act.3 Scene2】
【Act.3 Scene3】
【Act.3 Scene4】
【Act.3 Scene5-①】
【Act.3 Scene5-②】
【Act.3 Scene6】
【Act.3 Scene7】
【Act.3 Scene8】

◆Act.4 : 生きていくということ
【Act.4 Scene1-①】
【Act.4 Scene1-②】
【Act.4 Scene2】
【Act.4 Scene3】
【Act.4 Scene4】
【Act.4 Scene5】
【Act.4 Scene6】
【Act.4 Scene7-①】
【Act.4 Scene7-②】
【Act.4 Scene8-①】
【Act.4 Scene8-②】
【Act.4 Scene8-③】

◆ENDING
【Ending】


あとがき
【月夜のDOLL】8/28~10/27


↓上記作品に加筆修正した小説版です。
『小説:月夜のDOLL』




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